銀行員の転職活動の適切なタイミング

銀行員は、一部の特別採用コースを除き、いくつかの部門をおおよそ3年から5年でローテションで異動し、ジェネラリストとして幅広い経験を積んでいきます。

ジェネラリストとしての異動

入社後、一定の期間新人研修が行われ、その後、ほとんどの行員は、最初に支店にて銀行業務の基礎を学び、様々な部署に異動していくキャリアが主となります。

また、他業種と大きく違う点としては、役員や役員候補を除き50歳前後から関連会社や取引先への出向・転籍という形で銀行員を終了することになり、60歳で定年を迎える他業種と比べると早いタイミングで銀行のキャリアを終え、新たな環境でのキャリアを再スタートすることになります。

近年の若手銀行員の転職

近年、若いうちに銀行を退職し、キャリアチェンジをするケースが年々増加しており、「金融スペシャリストとしてのキャリア構築」を志向されM&Aアドバイザリーファームや企業再生コンサルティングファームに転職されるケース、運用業務を希望し運用会社に転職されるケース、事業面から企業を支援したいとの想いから戦略コンサルティングファームに転職されるケース、事業会社の財務部門や経営企画部門への転職のケース等、様々な分野に転職するケースが増えています。

銀行員として必要とされる様々な知識を習得した、若手銀行員は「財務会計の基礎知識」「事業面・財務面の分析力」「ポテンシャルの高さ」を買われて様々な業界に転職しています。

転職活動のタイミング

一方で、銀行員としてのキャリアは「ジェネラリストとして幅広い経験を積んでいくキャリア」であるため、「転職しやすいタイミング」があるのも事実です。将来銀行以外でのキャリアを構築を視野に入れている場合には、転職活動のタイミングはとても重要です。

若手銀行員は、様々な業界で歓迎されており、色々な分野でチャンスがある一方、自身の将来の方向性をしっかりと整理した上で転職活動をしないと、「志望動機が不明瞭」という理由で不合格になってしまいます。

加えて、若手ポテンシャル採用へのキャリアチェンジを志向する場合は、エントリーする企業債の採用ニーズの高低により、合格率が大きく変わりますので、適切なタイミングを見極めることが重要です。