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信託銀行への転職/求人情報

信託銀行の概要

信託銀行本店

信託銀行の顧客は資産家が多いのが特徴で、業務内容も一般の銀行が行っていない業務も多く、一般の預金者からは信託銀行と銀行の違いが判りにくいようです。

信託銀行は、信託業務、併営業務、銀行業務を行っています。信託業務は、年金信託業務や証券信託業務・資産流動化業務があります。併営業務は、証券代行業務、不動産業務、遺言執行、遺産整理などの相続関連業務があります。

証券代行業務とは、上場企業の株主名簿管理人として、株主名簿管理・配当金計算・単元未満株の買取・株主総会関係書類の封入作業に加え、法制度改正への対応などの株式実務に関するコンサルティングを実施しています。不動産業務として不動産の仲介や分譲のほか、企業が保有する不動産の有効活用のためのコンサルティング、不動産の管理などに加え不動産の鑑定評価も行っています。

また、一般的な銀行と同じく預金業務や貸出業務・為替業務などの銀行業務も行っています。銀行業務では、預金・貸出・為替といったメガバンクや地方銀行と同じことをしています。一般の銀行と違うのは、この銀行業務に加えて顧客の信託を受けた業務ができるという点です。また、証券会社の専売特許であった投資信託販売が銀行で販売できるようになり、資産家の顧客が多いことから、重要な手数料収入になっています。

信託銀行はメガバンクや証券会社に比べ店舗数は少ないですが、幅広い業務範囲を持っており、また今後もますます裾野が広がっていくかと思います。少子高齢化が進み、社会保険制度の不安定性から自ら老後資産を形成しようというニーズから資産運用や遺言信託の需要が高まっていくと考えられます。

金融の自由化から信託業界への参入が考えられますが、信託業務は専門性が高く、確かな信頼に基づくものであるため現存の大手信託銀行が新規参入企業より大きくリードしていくと思われます。

信託銀行の業務内容

1.リテール業務
個人顧客に対して、専門知識を活かした資産運用(投資信託・個人ローン)や不動産・相続に関するコンサルティング営業を行います。顧客の年齢層に幅があるのが特徴で、コンサルティングを行なう中で、潜在的な課題を見つけ、その課題に対しての解決策を提案することまで求めらる業務です。

2.証券代行事業
企業の委託を受け、株主名簿の管理、株主総会の招集通知の封入・発送、配当金の支払い等事務代行業務、株主総会運営や組織再編、資本政策、買収防衛策導入などの株式実務に関わる法務コンサルティング。

3.不動産事業
マンションやオフィスビル等の不動産仲介業務や不動産の証券化などを行ないます。銀行機能と不動産機能を両方を持っているのは信託銀行のみです。そのため、顧客に対し動産戦略に関するコンサルティングだけではなく、不動産証券化等幅広いソリューションをトータルに提供することができます。

4.ホールセール業務
事業会社、金融法人、外資系企業などの法人顧客に対し、与信・融資業務や資産運用に関するコンサルティングを行います。不動産の証券化や証券代行機能を活用しての上場支援等幅広いソリューション営業を行っています。

5.市場関連業務
市場環境の分析や市場リスクの計測を行ない、顧客に金利・為替などに関する運用・リスクマネジメントに対しソリューションの提供を行っています。

6.受託業務
国内外の機関投資家などを対象とした「資産運用業務」、企業年金制度の導入・設計を行う「年金関連業務」、有価証券の保管・決済を行う「資産管理業務」の3つがあります。

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