金融転職 ホーム > 証券会社への転職・最新求人
証券業界は、個人投資家向けビジネスの主要プレーヤーが大きく変貌しました。スマートフォンで取引が出来る証券会社の新規開業、顧客チャンネルの変化、ネット系証券会社の取引手数料の無料化、テクノロジーの活用に伴う商品(CFD・ETF等)開発、決済手段の変化、非証券業との連携の加速等々です。
ネット証券会社が飛躍的に成長し、対面型の営業を行っている従来の証券会社は、いずれも苦戦を強いられています。そのため、個人営業の求人は、ほとんど皆無の状況です。ネット証券会社では、口座開設数が大幅に増えていることも相まって、マーケット知識を活かし企画部門やシステム、決済の求人が増加しています。
法人向けビジネスでは、国内系大手証券会社中心に、投資銀行部門(IBD)の求人が堅調に続いています。特に、M&A業務の経験を有するジュニアバンカーの需要は高く、今後もこのトレンドは続くと思われます。 また、資本市場部門においては、デット・キャピタル・マーケットでは、事業法人・金融機関向けや財投機関・公共法人向けオリジネーション担当のニーズが高く、公開引受やIPOコンサルの求人も多く見受けられます。
DX化に伴いシステム部門やバックオフィス部門では、専門職の採用が増加傾向です。 大手証券会社では市場情報システム企画・運用、システムインフラ構築システム企画、トレーディングシステム開発などのニーズが高く積極採用しています。また、ESG投資やSDGs債をはじめとするサステナブルファイナンス・ニーズが高まっていることから、顧客向けサービスを拡充すべく、専門部署を立ち上げ、ESGやSDGsの知見の有る方を外部から採用を行っています。
現在、若手ポテンシャル採用の求人は、ほとんど見受けられず、特定のスキル・経験を持った即戦力採用の求人が多くなりました。