金融転職 ホーム > お申し込み時によくある質問集 > 現在、金融業界は求人が少ないのでしょうか?
たしかに、求人総合サイト等の情報を拝見すると、他業界に比べ金融業界の求人情報は少ない感じがします。リーマンショック前には、日経新聞の日曜版の求人欄には、国内外のアセットマネジメント会社、証券会社、銀行、生保など多数の求人が掲載されていましたが、今はほとんど金融機関の求人が掲載されていない状況です。金融機関の求人が見られなくなった理由はいくつか考えられます。
まず新卒の社員が十分確保できるようになったことで、第二新卒レベルの採用が不要になったこと。2つ目は、ここ数年来金融業界は全体的に早期退職制度で人員を削減しており、目につく採用が出来にくい状況にあること。最後にグローバル戦略に対応する専門職のポジションの求人が多いため、メディア等を使って採用活動をしても希望するスキルの候補者が見つからないことが挙げられます。
必要とされる金融スペシャリストの採用は、非公開求人として専門性のある転職エージェントのみで人材確保を行う金融機関が多くなっているのが現状です。また、求人依頼をする転職エージェントを絞り込む傾向が顕著になっており、この環境下で金融業界での転職活動をする場合、いかに業界に精通している転職エージェントを見つけるかが成功のポイントだと思われます。