金融転職 ホーム > 戦略系コンサルの転職/求人情報 > ケースインタビューのポイント

ケース・インタビューとは、インタビュアーであるコンサルタントがクライアントの立場から、特定の状況を想定させて、その問題点と考え出させるインタビューです。新卒・中途ともに、ほぼすべての戦略系ファームがこの方式を採用しています。ケース・インタビューは、正解を求めるものではなく、答えるに至るでのプロセスを見て、論理的思考・ストレス耐性・独自性のある発想などキャンディデートのコンサルタントとしての様々な素養が試されます。以下、重要なポイントです。
@問題が出されてもあわてて答えないことです。しっかりと課題を把握し、把握しきれない場合は、インタビュアーに質問して確認を行ってください。考えがまとまらないうちから話し始めず、一呼吸置いてから話し始めるのがベストです。
Aプレゼンテーションではないので、一方的にしゃべってはいけません。コミュニケーション能力を見られています。時折、インタビュアーに質問をし、コミュニケーションを取ってください。会話の中には、発想を広げていくのに有効なヒントがあると思います。緊張して結論を急ぎ、会話が設立しなかったりすると、説明がどんなに論理的でも失敗です。
B論理が破たんしかかったり、インタビュアーの反応がよくなかったりすると、途中で投げ出したくなりますが、ここで立ち向かうことが重要です。クライアントと対峙した時に逃げない姿勢や困難な難題に立ち向かう強い心が試されています。コンサルタントは、どんな困難な課題にも立ち向かわなければなりません。ストレス耐性は、重要なチェック項目です。
よくあるケースとしては、趣味を聞かれて「スキー」と答えると、「では日本のスキー人口は?」と質問され、「スキーの競技人口を増やすためにはどうしたらいいか?」などど展開することもあり、自身の趣味に関するネタを押さえておいたほうがよろしいかと思います。