クオンツアナリスト
クオンツアナリスト
アセットマネジメント（資産運用）会社のクオンツアナリストは、高度な数学を駆使する金融工学のスペシャリストとして、債券や株式など投資対象を統計的・計量的方法で分析し、ポートフォリオの構築を行います。分析されたデータに基づいて売買をしたりする運用手法は、「クオンツ運用」と呼ばれます。
資産運用額の大きい企業年金では、多数の銘柄を組み合わせて、リスクを抑えながらより高いパフォーマンスを目指す運用が必須であることから、企業年金向けの運用モデル開発が出来るクオンツアナリストのニーズは常に高い状況が続いています。
クオンツアナリストは、企業年金向け金融商品の開発には欠かせないポジションであることから、企業年金の運用比率の高い運用会社ではニーズの高いポジションです。
クオンツアナリストは、理系スキルのある金融機関勤務の若手に人気のあるポジションですが、金融工学、データ処理や数理統計分析実務、データベース言語（SQL等）、プログラミング言語（VBA、R、Python、SAS等）等の高いスキルを求められるポジションです。
国内アセットマネジメント（資産運用）会社からの求人で、必要とされるスペックはおおよそ以下の通りです。
・理工系大学、大学院出身者
・株式、債券、為替、金利などの基本的な知識
・Ｃ＋＋などを使用したプログラミングスキル
・金融工学の基礎知識
・プログラミング言語（VBA、R、Python、SAS等）の経験
・金融工学に対する知識・経験をお持ちの方
・要英語力（英会話・英作文：日常会話レベル、英文読解：ビジネスレベル）
・テキストマイニングや機械学習の研究・経験があれば尚可
