アドバイザリー業務で大手監査法人に転職するメリット
大手監査法人のアドバイザリー業務の求人は増加
大手監査法人からのアドバイザリー業務の求人が増加しています。コンサルティングファームやFAS（ファイナンシャルアドバイザリーサービス）に転職しアドバイザリー業務を行うのではなく、あえて大手監査法人に転職しアドバイザリー業務を行うメリットにはどのようなものがあるのでしょうか？
まず、監査法人のアドバイザリーサービスが、コンサルティングファームやFAS（ファイナンシャルアドバイザリーサービス）と違うところは、同じ業界の様々な会社に対する監査サービス等を通じて得ることのできる、業務プロセスの深い理解に基づくアドバイザリーサービスが提供できることです。
また、監査法人では、公認会計士法等により業務内容や提供する業務の品質管理が厳しくコントロールされています。このような環境下で、クオリティの高いサービス提供プロセスを経験することは、コンサルタントとしての誠実性および柔軟性を滋養する面があります。
大手監査法人に転職するメリット
クライアントを支援するにあたっては、監査法人内の他部署はもちろん、国内外のメンバーファームの多様なスキルを有する専門家と連携する機会が数多くあります。そうしたプロジェクトに参加する中で、通常のキャリアパスでは得られない幅広い業務を経験することができます。
大手監査法人は、風通しの良い組織で、パートナーたちの年齢も若く、若いスタッフがパートナーたちとコミュニケーションを取る機会も頻繁にあり、また、複数のメンバーファームや部署に跨ったプロジェクトチームの組成も多いので、多様なスキルを有するメンバーたちとの横の連携も強い組織です。
大手監査法人では、近年アドバイザリービジネスを主要なビジネス領域として位置付けており、入所後のキャリアパスにおいても公認会計士と何ら遜色のない扱いを受けているようです。
