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ブティック型投資銀行の躍進

ブティック型投資銀行の躍進

日系の大手金融機関や外資系証券会社の投資銀行部門でで活躍した金融プロフェッショナルがスピンアウトし、投資銀行ビジネスの特定分野に特化し起業したファームがマーケットの拡大と共に業容を拡大しています。

投資銀行ビジネスといえば、M&Aアドバイザリー・プライベートエクイティ投資・企業再生・IPO・ストラクチャードファイナンスなどであるがその中でも、特にM&A関連のビジネスを行うブティック型投資銀行は、ディール案件も着実に増加し実績を残し、大手投資銀行のクライアントに確実に食い込んできている。

トムソンロイターが4半期ごとに公表しているリーグテーブル日本M&Aレビューを見ればシェア拡大中なのは一目瞭然だ。昨今の超円高やグローバルな不況を背景に企業側は社運を賭けM&Aを駆使して勝ち残ろうと積極的な行動を見せている。特に海外に目を向ければクロスボーダーM&Aや資本参加などのディールの増加、国内では3角合併の解禁に伴い、買収防衛の一環として経営統合ニーズが高く、今後も拡大が予想される。

代表的なブティック型投資銀行としては、GCAサビアン、レコフ、フロンティアマネジメント、経営供創基盤、リサパートナーズ、日本M&Aセンター、デロイトトーマツFA、KPMG FASなどが挙げられる。

各社とも、今後も成長が望めるため、英語力のある財務会計キャリアのある若手や、公認会計士・税理士資格のあるハイスペックな方を継続的に求めており、この状況は当面続きそうだ。また、投資銀行業務への転職希望者も、入社後ピッチブック作成に明け暮れる金融機関のIB部門への転職を避け、即案件に携われるブティック系投資銀行を指向する若手転職希望者が増加しているようだ。

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