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金融機関向け応募の履歴書・職務経歴書作成のポイント

書類選考を高評価で通過するための履歴書・職務経歴書作成

金融領域の各ポジションには、貴方と同じレベルの学歴・キャリア・スキルを持った候補者が多数エントリーしています。その中で、競争に勝ち抜きためには、単に履歴や職務内容を箇条書きで記載するだけではなく、採用担当者が魅力的だと感じる応募書類にする必要があります。そのためには、ホームページや求人内容をよく熟読し、企業や部門が求めている人材を理解し、そこで活かせる経験・スキルを職務内容でフォーカスして記載し、自己PRや志望動機内で更に強調する必要があります。

・フォルダー名は、「履歴書・職務経歴書(氏名).doc」で作成 ・写真は不要です。(面接時に、写真を貼り持参する企業が多く見受けられます。)
・写真を貼る部分(写真を貼る、サイズ等)を削除 ・履歴書内(各別にまとめて書く)等記載方法を削除 ・生年月日は西暦 ・連絡先内にメールアドレスを記載 ・学歴は、高校卒業からスタート
・サイズは10.5、自体はMSP明朝で全て統一 ・職務経歴書内に、【PCスキル】【資格】【自己PR】、最後に【志望動機】を記載
・履歴書はエクセルではなく、ワードで作成し、職務経歴書と共に1つのファイルで作成すると相手方がコピーする際に負担が軽減されます。相手方に配慮して、ワードで作成し、ワンクリックでコピーできるよう作成することをお薦めします。
・Delに付いているワードに互換性のある廉価版ソフトで作成すると段落ズレ等が発生する場合が、ございますので、ご注意下さい。
・志望動機は、「貴方のプレゼン資料」です。以下のフローで作成して下さい。 履歴書:氏名・住所→学歴・職務経歴→資格→特技・趣味→家族構成→志望動機欄には、「別途職務経歴書内に志望動機を作成しております。」と記載し、別途志望動機を作成して下さい。
職務経歴書は、職務概要→職務詳細→資格→PCスキル→自己PR→志望動機の順序が最適です。

職務経歴書作成のポイント

1.「職務経歴書」の書き方
まずは、職務概要を作成し、大学卒業後から現在までの職務概要を記載して下さい。
職務概要の後に、職務経歴詳細を作成して下さい。職務経歴詳細は、採用担当者が注目する直近の実績が判りやすいように、直近の職務内容から始め、逆編年体形式で作成して下さい。
記載にあたっては、入社や配属、異動などの業務経験をした年月を見出しにつけ、配属・職務/配属先を明記。実績や評価なども簡潔に記載して、昇進・昇格があった場合は書き添えましょう。また、転職歴もここに明記します。さらに、資格取得や個人的に取り組んできた自己啓発活動、社内外の表彰なども書き込んで、積極的に自己アピールして下さい。

2.重要視される「PCスキル」は出来るだけ詳しく具体的に記載
【PCスキル】
・Word / 社内打ち合わせ用の資料作成、社外プレゼン資料作成が可能なレベル
・Excel / 関数を組み合わせての数式作成、VBAを使って簡易的なツール作成が可能なレベル
・PowerPoint / 社内打ち合わせ用の資料作成、社外プレゼン資料作成が可能なレベル
・VBA、SQL, Python等スキルがある場合は記載

3.【自己PR】の書き方
若手ポテンシャル採用の場合は、重要なファクターとなります。
「自己PR」は、企業側の担当者が「求職者を知るための判断材料」を欲しているため必要です。具体的には「人柄・性格」「入社に対する意欲」「企業・仕事内容の理解度」「社風との相性」などが、担当者の知りたいことだと言えます。
箇条書きの見出しをつける「見出しで結論を述べ、補足として簡単な説明を加える」というスタイルが有効です。結論の見出しだけサッと目を通せば概要が分かるように整えると、内容が伝わりやすくなります。内容としては、3,4個程度が良いかと思います。
理系スキルなどをお持ちの方は、【自己PR】ではなく、【活かせる経験・知識・技術】として、当該ポジションに活かせる内容を記載するのもよろしいかと思います。

4.「志望動機」の書き方
志望動機も、応募する企業向けの具体的な内容になるよう意識しましょう。「今までの知識を生かして、キャリアアップしたい」など薄っぺらな3行程度の内容では、不十分です。 志望動機は、履歴書内に「志望の動機」を記載するか、「志望の動機」内に、「別途職務経歴書内に別途記載しております。」と記載して職務経歴書の最下部にA4サイズの3分の1程度のボリュームで作成した方が、反応が良いようです。また、企業によっては別途志望動機書を求める企業もございます。いずれの方法で作成するかは、弊社担当コンサルタントにご相談ください。

面接官は、多数の候補者の面接をこなし、面接慣れしており、質問に対して薄っぺらな回答をすると、そこを突っ込んできます。
・なぜ転職するのか?
・なぜ当社なのか?
・なぜ当該ポジションなのか?
・どのような貢献ができるのか?
・将来のキャリアビジョンは?
この5つの質問内容の回答を基本として面接対策用としても、完璧な志望動機書を作成して下さい。

志望動機内容(経験に基づいた具体的な志望動機を記入)
下記のポイントを意識して作成して下さい
・応募企業が求めている人材を理解して記入しているか
・過去の職務経歴を応募企業の職務で生かせることが伝わる内容になっているか
・応募企業の強みを把握しており、競合他社ではなく応募企業だからこそ入社したい意欲が感じられる内容になっているか
・将来のキャリアビジョンが明確に伝わり、応募企業で達成できる内容になっているか
・当該ポジションに関連する書籍を読んで、内容を引用し更にやる気になったことなどを記載してください。モチベーションの高さを評価されます。

採用担当者は、「なぜ競合他社ではなく当社なのか」「自社の独自性や強みを理解しているか」という点に特に興味があります。「貴社の社風に引かれたため」などとあいまいな表現ではなく、自己PRを交えて応募企業で貢献できることを具体的に記入しましょう。企業に関する情報を検索等で収集し、自分の希望や要望のみにならないように引用文ではなく自分の言葉で思いを伝えることが大切です。

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