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クレジット投資業務の求人が大幅に増加しています

クレジット投資とは

ソブリン債等国債は、あらかじめ決められた利息を受け取ることが出来ることから比較的安定した収益をもたらす投資対象だと考えられています。しかし、世界的な低金利環境が続く中、ソブリン債等国債への投資における投資収益が低迷しています。

企業が発行する社債(クレジット)は、国債と比べて高い利回りや分散投資効果が見込めることから、債券の投資先の一つとして注目されています。ただし、社債(クレジット)は投資対象の範囲が広く、魅力的な投資機会を発掘するためには、個々の企業調査と分析が必要となります。

また、グローバル化が進む中で、効果的に投資先の分散を図るには、グローバルな視点を持った運用が必要となります。

クレジット投資の投資対象としては、いわゆる企業の発行する社債だけではなく、ABS(資産担保証券)、RMBS(住宅ローン債権担保証券)や米国CLO(ローン担保証券)等の証券化商品や仕組み債があります。

クレジット投資業務の詳細

1.投資アイディアの策定・推進
まずポートフォリオのアセットアロケーションを通貨・地域・アセットクラス・クレジットリスク的に俯瞰し、最適な投資ミックスを考慮の上、投資機会を探り、個々の案件についてのクレジット分析と関連するマクロ分析を行ないます。

2.投資案件のソーシング
証券会社や格付け機関等のリサーチレポートを読み込み、アセットクラス・案件の情報を入手し、入手した情報を元に、市場調査を含む案件調査を行い、当該案件について要求収益水準に達しているか否かの分析を行ないます。

*社債案件の場合
・業界分析、財務分析、キャッシュフロー分析等の、当該案件の信用分析を行います。
・作成した決裁書及び関連する資料を基にした、上席の審査部門との折衝につきサポートを行います。
・決裁に付随する各種プロセスについて、社内規則に基づく承認の為の資料を準備の上、主体的にその承認を得ます。
・審査部門の承認が下りた案件について、実行及び資金決済の事務を行います。

*証券化・ストラクチャードファイナンス案件の場合
・各種リスクを理解した上で、それらを緩和する仕組、キャピタルストラクチャー、キャッシュフローウォーターフォール、各種トリガーが十分であるかを分析します。
・格付け会社より入手したキャッシュフローモデルを使用し、各種ストレスに応じた投資元本償還の蓋然性の分析を行います。

3.投資先案件の期中管理業務
・証券会社等からの月次等のレポーティングに基づき、案件実行以降モニタリングシートを作成します。
・当該モニタリングシートに基づき、月次等の頻度でモニタリングを行い、上席に報告を行います。
・証券会社等からの時価情報について、ミドルオフィス部門がその検証を行う上でのサポートを行います。
・リスク管理部門等からの期中の案件に対する問い合わせの対応を行います。
・決裁上で定められた各種トリガーへの抵触時には、その対応についての報告を上席が行う上での報告書の作成のサポートを行います。

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