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FASへのキャリアチェンジ転職

FASへのキャリアチェンジ転職の絶好期

FAS(ファイナンシャルアドバイザリーサービス)は約20年程前から始まったらサービスですが、近年、事業承継問題や企業戦略の一環として、不採算部門を売却する「カーブアウト」等M&Aが増加する中で認知度を高め、今では転職先として人気のある業種となってきています。FASは、公認会計士資格取得者が監査法人からの転職先と言うイメージでしたが、最近では事業会社や金融機関からの転職組が多くなってきています。

日本国内で活躍しているFASとしては、BIG4系FASと独立系FASがあります。BIG4系のFASは以下の4社が挙げられます。
・デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
・PwCアドバイザリー合同会社
・EYトランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社
・株式会社 KPMG FAS

BIG4系FASの強み
・高いブランド力がある
・公認会計士や米国公認会計士資格保有社が多く、高い専門性を持っている
・グローバルにメンバーファームを持っており、そのネットワークを活用できる
・M&Aに関わる戦略から実行、PMIまでをワンストップでサポートできる

BIG4系FASの魅力
・企業の重要な経営戦略の一つであるM&Aという専門性が身に付く
・クロスボーダー(日本企業による海外企業の買収など、国境をまたぐ取引)案件の比率が高い
・英語での業務経験が積める
・評価によりパフォーマンスボーナスにボラティリティがあり、金融機関より高い年収を得ることができる
・未経験者をポテンシャル採用枠で採用し、育てる文化があり、未経験の方でも入りやすい

BIG4系FASへ転職するメリット
・ボーナスを含めると監査法人や総合系コンサルファームより高い給与水準
・M&Aや事業再生、クライシスマネジメントなどクライアントの有事を支援する高い専門性が身につく
・クロスボーダー案件の比率が高く、英語を使用した業務経験が積める
・社員のキャリアや能力を開発するための中・長期的な計画CDP(キャリアデベロップメントプログラム)が充実している。
・リモートワークやフレックスタイム制度を始め柔軟な働き方が拡充

BIG4系FASが積極採用

BIG4系FASでは、増加する各クライアントのM&Aニーズを背景に積極的な中途採用が続いています。またDX(デジタルトランスフォーメーション)関連業務でも事業規模を拡大しています。年間でファーム規模の20%ほどの人数を中途採用で採用しているファームもあり、キャリアチェンジ転職においては、絶好期と言えるでしょう。

また、未経験者でもポテンシャル採用として社内で育成していく方針でおり、インフラも整っていることから、未経験者が専門性を高めたいという意味では門戸を広げて採用しているため非常に良いタイミングと言えます。

未経験者の場合、年齢としては吸収力や志向の柔軟性という観点から若手の方が採用されやすいと言えます。具体的には、社内人経験2年~5年程度が一つの目安になるかと思われますが、ご経験によっては30代前半の方であっても採用される方もいらっしゃいます。

人気の業態になり応募者が多いことから、未経験者の場合「明確な志望動機」と「未経験だが必ずキャッチアップするという強いアピール」がなければ、いくら親和性のある経験があってもオファー獲得は難しくなっています。

逆に、「明確な志望動機」と「未経験だが必ずキャッチアップするという強いアピール」を作りこむことで、「業界未経験かつ親和性の高いスキル無し」という状況でもオファーを獲得された事例もあります。

Big4系FASの場合、取り扱う案件の規模は大きいのですが、それゆえ業務は縦割りで、業務が細分化されていることから幅広く経験したいという方には、ブティック系FASの方がフィット感があります。ブティック系FASは、Big4系ほど業務案件は大きくないケースが多いのですが、それゆえ担当プロジェクトに関して一気通貫で幅広く関わることができ、担当したM&A案件がクローズドした達成感はブティック系の方が感じられるかもしれません。

同じFASという業態でも、業務範囲が大きく異なってきますので、内情に詳しい転職エージェントなどから情報を収集するのが得策です。

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