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通貨オプショントレーダー

通貨オプショントレーダー

通貨オプショントレーダーは、市場金融部門に属し、通貨オプション・通貨スワップ等のデリバティブ取引を行い、顧客である企業に対しデリバティブ商品のマーケットメイクやトレーディング業務を行っています。

メガバンクや地方銀行等銀行の市場金融部門は、金利や為替の変動リスクを持つ企業に対し、リスクヘッジのための様々な各種ヘッジアイデアの提供や自己勘定でのトレーディングを行っています。

通貨オプションとは、米ドルや豪ドル等特定の通貨を、あらかじめ定められた期日までに、あらかじめ定められた価格で、買う権利又は売る権利を売買する取引を言います。「買う権利・売る権利」を売買する契約のため、現物の受け渡しはありません。また、通貨オプションの権利を行使するかしないかは、権利を購入した者が決めますが、権利を売却した者はオプション料と引き換えに、購入者の権利の行使時にそれを実行する義務を負います。

通貨オプションは、各国の通貨を原資産としたオプション取引で、各通貨を買う権利があるオプションをコールオプションと呼び、売る権利があるオプションをプットオプションと呼びます。通貨オプションには、ロングコール(コールオプションの買い)ショ-トコール(プットオプションの買い)ロングプット(コールオプションの売り)ショートプット(プットオプションの売りという4つの基本形態があります。

オプションのプライスは、プレミアムと呼ばれ本質的価値に時間的価値を加えたものであり、また本質的価値は、それぞれの通貨の市場価格から行使価格を差し引いたものを言います。通貨オプションは、トレーディングやリスクヘッジで利用されますが、その戦略には、相場変動が大きくなると予測される場合にはロングストラドル、相場変動が小さくなると予測される場合には、ショートストラドル、上下どちらかの方向に大きく変動すると予測される場合はロングストラングル、ほぼ横ばいに推移すると予測される場合はショートストラングルなどがあります。

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