銀行員からM&Aアドバイザーへの若手ポテンシャル採用

若手銀行員の転職希望者のご志向をお聞きしておりますと、M&Aアドバイザーを希望される方が多く見受けられます。日本を代表するような企業が経営戦略の一環として海外の企業に対しM&Aを行ったり、成長性に限りが出てきている企業を買収し傘下に収め再生したりと、常にメディアを賑わしているM&Aに関わってみたいという気持ちになるのは銀行員として自然かと思います。

しかし、このようなFAS(ファイナンシャルアドバイザリー)業界は、高度な専門性を持つ人材が転職することが多い業界であり、そう簡単に転職はできません。今回は、人気職種となったM&Aアドバイザーリー業務を行うFAS(ファイナンシャルアドバイザリー)業界へ未経験から転職する方法についてお話ししてみたいと思います。

M&Aアドバイザー

年齢

未経験者の場合、吸収力や志向の柔軟性という観点から若い方が評価されやすいと言えます。具体的には、24歳~27歳程度が一つの目安になるかと思います。しかしながら、職務内容で得たスキルによっては30歳前半の方であっても未経験からFAS(ファイナンシャルアドバイザリー)業界に転職される方もおられます。

学歴

現実的には、若手特に20代に場合はどうしても学歴を重視しがちです。一部のFASで学歴をそれほど重視しないところも見受けられますが、その場合は、高い語学力や資格・収得したスキルなど他のいわゆる「売り」が必要になるかと思います。

職歴・バックグラウンド

職歴に関しては、未経験でも何らかしらの親和性を感じさせる職種に就いておられればプラス評価になります。具体的な例としては、本社での法人融資審査経験、プロジェクトファイナンス、LBOファイナンスなど、また支店でのRMとして融資を中心とした法人営業業務等です。更に簿記1級~2級、税理士資格(科目合格含む)、USCPA資格(科目合格含む)などの資格をお持ちの方は更に評価されるかと思います。お勤めしながらの公認会計士資格取得は、現実的には難しいですが、銀行で培った基本的なファイナンス経験とUSCPA資格取得を通じて養った会計知識や学生時代から継続してコツコツ勉強をし得たTOEICの点数の高さが決め手になり若手ポテンシャル枠で転職された方は、多数いらっしゃいます。