メザニン投資

メザニン投資とは、一般的に借入とエクィティの間にある劣後ローンや優先株への投資のことを言います。社債がローリスクローリターン、株式がハイリスクハイリターンとすると、メザニンはミドルリスクミドルリターンに位置します。

メザニンは、企業側から見ると、ローンや普通社債による資金調達（デットファイナンス）と、株式による資金調達（エクイティファイナンス）の中間に位置するファイナンス手法で、劣後ローン・劣後社債・優先株・優先出資証券等の発行による資金調達をいいます。

企業にとっては、デットとエクイティの双方の特色を活かした多様な資金調達が可能となり、投資家にとって、メザニンは社債投資よりも高いリターンが見込まれるというメリットがあります。資産運用会社、各種年金、信託銀行、生損保等投資を行っている機関投資家サイドからのメザニン投資関連の求人依頼が見受けられ、若手を中心に採用しています。

職務内容としては、メザニンファイナンス案件の発掘・組成・構築に係る業務となります。若手ポテンシャル採用の必要とされるスキルとしては、レバレッジドファイナンス、コーポレートファイナンス審査やプライベートエクイティー投資、M&Aなどの投資銀行業務、クレジットリスク分析業務などが挙げられます。メザニン投資経験者自体が少ないため、求人は若手ポテンシャル採用がほとんどとなっています。