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クレジット投資

クレジット投資

クレジット投資とは、債券や証券化商品などの金融商品からなるポートフォリオを構築し、債権の発行体が債務不履行になるリスクを考えながら投資し、その対価としてリターンを得る投資手法です。

世界各国の国債市場は、金利水準が歴史上かなりの低い水準にあり、金利の更なる低下余地はほとんど無く、国債市場からのインカム収益が非常に獲得しにくい環境になってきています。そのため、社債などクレジットリスクのあるものへ投資してリターンのかさ上げを狙うクレジット投資を機関投資家や各種年金基金、公的年金などが積極化させています。

投資対象としては、事業法人・金融法人・地方自治体・政府機関・新興国などの発行する債券や格付けがBBB格以上投資適格債、 格付けがBB格以下のハイイールドと呼ばれる非投資適格債、証券化商品、リース債権・賃貸料などキャッシュフローの見込まれる資産を担保として発行した資産担保証券(ABS)や債務担保証券(CDO)などが挙げられます。

クレジット投資は、市場でリーマンショックなどのイベントがないときはリターンが安定していますが、イベント発生時には時価が大幅なマイナスになるという特徴があり、株式投資との相関性が高く、又はオプションの売りのポジションにも類似しているのが特徴です。

投資対象を分析しているのは、いわゆる格付け機関と機関投資家ですが、格付け機関のアナリストの評価は、市場での価格形成に大きく影響します。また、機関投資家はそれぞれに独自の調査を行い、各投資対象の信用リスクを社内格付けなどの形で評価し、投資を行っています。

債券インデックス運用では、クレジットスプレッドがある債券の保有比率を高くすると、ポートフォリオのインカムゲインは増大しますが、投資しているクレジットスプレッドが拡大すると、ポートフォリオ時価が相対的に下落してしまいます。逆にクレジットスプレッドが縮小すると、ポートフォリオ時価は相対的に上昇することになります。

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