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投資ファンドへの転職/求人情報

投資ファンドとは?

投資ファンド

投資ファンドへの転職投資ファンドとは、投資家から委託を受けた資金の運用を行い、集めた資金を用いて運用を行いその収益を分配するスキームをいいます。

国内法上における投資ファンドは、投資事業有限責任組合などの法形式をとって組織する場合と、投資信託や投資一任勘定での特定金銭信託を用いる場合などがあります。

投資ファンドにおける投資は、ファンド・マネージャーと呼ばれる投資責任者が担当します。運用者への報酬は、基本的な管理報酬と、運用実績に応じた歩合的な報酬が一般的です。

具体的なファンドの種類としては、上場株式等主に市場性のある商品を対象とする投資信託・商品ファンドやヘッジファンド、アクティビストファンドなどがあります。また、非上場企業の株式等を投資対象とするPE(プライベート・エクイティ・ファンド)、VC(ベンチャーファンド)、バイアウトファンド、企業再生ファンドなどがあります。

ほとんどのPE(プライベート・エクイティ・ファンド)、バイアウトファンド、企業再生ファンドの投資手法は、対象会社の株式の過半数を握り、投資ファンドのメンバーを送り込んで経営陣として加わり企業の経営に深く関与し、経営改革を断行し会社の収益力を高め、キャピタルゲインの獲得を狙います。

上場企業の場合は、非上場化して経営改革を進めることも見られます。また、子会社の経営陣が、親会社から株式を買い取り分離独立するMBO(マネジメント・バイアウト)が増加していますが、投資ファンドが新経営陣とともに参加するケースも多く見られます。
主な投資ファンドの投資手法
1)VC(ベンチャーキャピタル)ファンド
VC(ベンチャーキャピタル)ファンドは、創業間もない企業に投資するファンドです。機関投資家等から資金を集めファンドを組成します。投資を行うと共に経営支援を行い、主にIPO(株式公開)により投資資金の回収及びリターンを得ます。投資期間は標準で10年と長く、運用期間の前半に企業の発掘と投資を行い、後半に投資回収を行います。VC(ベンチャーキャピタル)ファンドは管理手数料に加え成功報酬を得ます。

2)バイアウトファンド
バイアウトファンドは、主に成熟した企業や企業の一部門に投資を行います。機関投資家等から集めた資金に加え、銀行からの借入金を用いてレバレッジをかけ、収益率を向上させます。バイアウトファンドは投資先企業に対して積極的な経営支援を行い(ハンズオン)、3~5年をかけて企業価値を向上させた後売却によりリターンを得ます。バイアウトファンドが行う経営支援には、事業戦略策定、人材確保、取引先など広範囲におよび、戦略コンサルティングファームなどにもサポートを依頼することもあります。バイアウトの手法としては、投資先企業の経営陣と共同で投資を行い、投資実行後は引き続きトップマネジメントが経営に当たるMBO(Managemement Buyout)があります。

3)企業再生ファンド
)企業再生ファンドは、経営不振であるものの立て直しの見通しのある企業に投資する投資ファンドです。投資に際しては、ファンドが過半数の株式を取得することが一般的ですが、債権に投資するファンドもあります。経営不振企業の株式は安価で取得できるため、再建に成功すれば高いパフォーマンスが見込めます。企業を再建するための期間は数年と長期にわたります。企業の再生は経営陣に人材を派遣しての経営・事業再構築或いは売却などを行い、業績の向上を図ります。

4)不良債権ファンド
不良債権ファンドは、破綻した企業の債権に投資します。銀行の不良債権処理のニーズが非常に高かった時期に外資が受け皿として参入したのが始まりで、安価で取引されることが多かったことから当時「ハゲタカファンド」と呼ばれました。

5)ヘッジファンド
ヘッジファンドは、株式・債券のみならずコモディティや不動産等あらゆるマーケットに投資し、絶対リターンを得ることを目的としています。ヘッジファンドには、さまざまな投資戦略があり、割高な株式を買い割安な株式を売る株式ロング・ショート戦略、世界経済の動向を予測してあらゆる市場に機動的に投資するグローバル・マクロ戦略、レバレッジをかけて金利の裁定取引を行うレラティブ・バリュー戦略などがあります。近年、世界的にヘッジファンドへの投資額が増加しており、日本でもヘッジファンド投資を行う機関投資家が増えています。

投資ファンドの求人動向

投資ファンドでは、若手ポテンシャル採用の求人が多いものの、人気ファンドは直ちにポジションがクローズしてしまうため、タイミングが重要です。足下の求人状況は、投資ファンドへの転職を志望する方にとって、非常にチャンスといえるでしょう。

各投資ファンド共、採用枠は1~2名と限られており、数少ない枠に対して多数の候補者がエントリーされています。求める経験・スキルでスクリーニングされた後、最後は数名での相対比較になるパターンです。

金融業界に専門特化したウィルハーツには、外資系国内系投資ファンドから多数の求人依頼が寄せられています。現在の投資ファンドの採用基準は、基本的には即戦力として活躍できる方が中心となっています。

投資実行前のリサーチ・分析、投資実行のスキーム作成、投資先のバリューアップ、EXIT戦略の立案・実行と様々なフェーズで磨かれてきた専門性を活かるような、銀行・証券などの金融機関出身者、戦略系コンサルティングファーム出身者、監査法人出身の会計士などの方です。投資ファンドへの転職/求人情報をご希望の方は、まずは豊富な実績のあるウィルハーツにご相談下さい。

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