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クオンツアナリストの求人が増加しています

AIとビックデーターを活用したクオンツアナリスト

コンピュータや市場データの分析を活用したクオンツアナリストの求人が増加しています。資産運用会社や証券会社、機関投資家サイドまで幅広い求人が見受けられます。AIとビックデーターの活用が資産運用ビジネスに大きなインパクトを与え始めており、特にクオンツ運用において、積極的に活用され始めているようです。

「クオンツアナリスト」は過去の市場データや企業業績の推移などを分析し、予測モデルを構築します。また定量モデルによって銘柄の魅力度を判断し、投資を行う運用手法を「クオンツ運用」と言い、その運用手法を使ったファンドが「クオンツファンド」と呼ばれます。

クオンツアナリストは、数理的・計量的アプローチから分析・リスク管理、運用モデルの開発を行います。最適化ポートフォリオの構築やマーケットの変化を判断するシグナルの算出などファンドマネジャーの運用を定量面からサポートしています。また、個別銘柄のスクリーニング、確率・計量モデルに基づく将来予測等により、運用モデルを開発することもクオンツアナリストの業務です。

クオンツ運用では、マクロ経済関連データや企業の財務データなど数値データを基に分析を行いモデルを構築してきましたが、金融市場に影響を与える可能性があるデータは数値データ以外にも数多く存在しているものの、人間が網羅的に大量のテキストデータを読み込み・分析することは不可能でした。

有価証券報告書や中期経営計画など企業からの公開文書、アナリストが企業調査を実施した結果を報告するアナリストレポート、ニュース情報、更にはインターネット上のブログや掲示板への書き込みまで、様々なテキストデータの中から価値のある情報を見つけ出す手段としてAIを含めた言語処理技術が注目されています。

クオンツアナリスト業務の魅力の一つは、新商品開発に携わる機会が多いことです。新しい投資アイデアに基づきプログラムを作成、バックテストからモデル修正という作業を繰り返し、新ファンドのロンチを行います。ファンドが期待通りのパフォーマンスを実現した時には、大きな達成感があるようです。

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